豚魚２

　抜群のリーダーユーザーが病気で倒れて黒にんにくの受注がサッと潮が引いた。

それでも私は追いかけることなく静かに客足を待った。
毎月ほどの受注が、２～３カ月に遠のいた。

客足を引っ張っていてくれたのがこの発注リーダーの女性だった！
まだ、入院中だ。
困った！


　あれから半年になろうか？

私は流石に新たなユーザーを求めて掘り起こしを図らないといけない。
何故なら、製造元にコンスタントの受注が出来ないと私に立場がない。


　そこで私は久しぶりに黒にんにくの需要喚起に動き出した！
ニーズはある。しかし発売以来１０年の月日で新鮮味が損なわれている。
よ～く考えてみると、魅力はやはり「原点」にあると見た！

　そう、新聞報道のあの歓喜の喜びの声を思い起こそう。
だって、この間何も発酵・黒にんにく以上のものなどこの世に創出されてはいないんだから・・・





















　私の商品価格はさすが近江商人と言われるだけのことある、継続ユーザーのための価格提示である。
ネットサイトやイベントで出展料など加算なされているものではない。
とてもリーズナブルな価格で、１年の賞味期間のうち（尤も第一発見者の濱野さんは６カ月以内に召し上がれとおっしゃったが、）
４か月分の２００ｇ×４パックをお届けする。
２００ｇ１個単価にすれば１６００円－　　しかも税込なんだからホントは１５００円台なん！

　そして付け加えよう、なんでもホットライン！

そう、黒にんにくいや、産地・青森産の「にんにく」が如何に良いかも含めて、
お客様にご説明するんだ！！


誠意が届く。
心が届く。
健康が届くようにしたい！

三重県尾鷲に近い濱野さんが嘆いた「病院がない」「お医者さんがいない」「薬局がない」
そんな健康のリスクが横たわる環境で、正に自分の健康は自分で守らなければならない必死で追い求めたニンニクの姿を

私が濱野さんから聞いた健康への気遣いをのべて・・・



　先年、元気の黒にんにくは大手企業グループ入りをした。
そのことによって小さなニンニクがたくさん入荷が出来たそうだが、私は濱野さんのスタートラインとおなじ、

　『ふっくら、大きい』黒にんにくを守り続けているんだから・・・